広報・IR部門必見!
情報収集・発信の精度向上に使える検索術
2024年2月26日
多忙な日常のなかで、自社関連や業界動向、政治、経済、テクノロジー、社会、環境問題、株主・投資家の動向…と広報・IR部門の方が情報をキャッチアップすべき分野は多岐にわたります。そこで、情報収集にかかる労力と時間を削減し、自社の情報発信をバックアップする検索術や使えるコンテンツをご紹介します。
網羅的な情報収集 「分類語」
「○○業界の動向、新事業進出など大きなテーマの情報収集がしたい」「インタビューや人事記事が欲しい」。分類語を使えば、記事の主題と関連する業界やテーマ、記事種別などを指定した検索ができ、幅広い情報収集が可能になります(分類語一覧はこちら)。
例)電力・ガス業界(#B0020)の新規事業進出(#W10103)を検索
新規事業進出(#W10103)を指定した分類語検索では「●●事業を始める」「新たに始めた●●事業で」「●●の分野に参入」といった“新規事業進出”というテーマに沿った記事の内容から情報を収集することができます。
広報・IR部門向けおすすめコンテンツ① | |
いつも決まった媒体を記事検索されている広報・IR部門の方は記事検索に収録されている以下の媒体をご存じですか?分類語は全媒体対象です(一部日経各紙のみ)。分類語を使って検索すれば、必要な情報を効率よく入手できます。
・IR説明会や記者発表などを“文字起こし”レベルで確認 「SCRIPTS Asia 投資家イベント詳報」 日本企業の株主総会、決算説明会、中期経営計画説明会、アナリスト説明会のイベント内容のトランスクリプトが対象です。レポートのサンプル(決算説明会トランスクリプト)はこちら ・証券会社系列に属さない独立・中立な立場のアナリストレポート 「QUICK企業価値研究所業界レポート」 QUICK企業価値研究所の第一線のアナリストが、各業種、産業テーマについて調査・分析した情報をPDF形式のレポートとしてまとめています。 |
自社・競合記事の収集に使える分類語やキーワードに関する過去記事はこちら
情報収集の時間を削減 「クリッピング」
クリッピングとは、登録したキーワードに合致する記事を自動的に検索し、お知らせする機能です。さらにクリッピングされた新着記事がメールで届く無料のクリップメールを活用すれば、情報の漏れを防ぐことができます。(クリップメールに関する過去記事はこちら)。
広報・IR部門向けおすすめコンテンツ② | |
新聞やニュースのクリッピングをされている方はとても多いと思いますが、たとえばクリッピング対象に以下の媒体を追加してはいかがでしょうか。更新時に最新情報をタイムリーに入手できます。
・事実関係が整理され、時系列での理解にも有効 「日経企業リスクウオッチ」 不適切会計や製品偽装、行政処分、情報流出、社員の不祥事、訴訟など企業のガバナンスやコンプライアンスに関わる情報を抽出し、事実関係を中心にまとめたレポートを、タイムリーかつ網羅的に提供しています。 ・同業他社や気になる企業の事業活動や資本イベント等を時系列で整理して把握 「日経企業活動情報」 企業の戦略的な事業活動や投資活動に関する情報を収録した日経独自コンテンツです。買収や合併などのM&Aをはじめ、業務提携、事業の立ち上げ・清算など幅広い企業活動を網羅しています。 ・各社の開示資料をシンプルな検索でまとめて閲覧 「ディスクロージャー」 東証の適時開示情報伝達システム(TDNET)で提供されたイメージ(PDF)をご覧いただけます。決算短信およびその添付資料ほか、会社の運営等に重要な影響を与える決定事項に関わる情報などを収録しています。 |
「企業検索」メニューでは上場企業各社のコーポレートガバナンスに関わる多面的な指標の評点(スコア)を企業ごとにまとめた評価レポート「日経コーポレートガバナンス評価」を提供しています。
メニューに関わらず業務に直結するコンテンツはないか。そんな時は「媒体を探す」をご活用ください。媒体名だけでなく、「建設」「環境」などのジャンル、「ガバナンス」「コンプライアンス」などのキーワードで日経テレコンのコンテンツを検索できます。