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小山市立中央図書館

2017年10月下野新聞掲載広告から転載

豊かな人と地域を創る図書館に

小山市立中央図書館

新聞記事検索システムの活用事例

  • 「おやまブランド特産品コーナー」とビジネス支援を担当する木村香保里さん

ビジネス支援にデータベース

 小山市立中央図書館は、3つの分館をはじめ、公民館図書室、配本所、移動図書館を束ねています。基本理念は、「豊かな人と地域を創る図書館」。その上で「今年度の目標を「小山には良い図書館があるので小山市に引っ越したいといわれる図書館づくりを推進する」と定めました」と栗原要子館長は語ります。具体的なサービスとして1,ビジネス支援 2,農業支援 3,子育て支援を3本柱に取り組んでいます。
 「ビジネス支援」はビジネスに関連する情報の収集、提供はもちろん、セミナーなどを開催。「下野新聞データベースplus日経テレコン」はこの事業のツールとして導入しました。「1階のコーナーでは地元のブランド品などを常設展示しています」と総務係主任の木村香保里さん。このコーナーでは、「かんぴょうスピーカー」や遊具の「おけだま」など、地元企業の商品の魅力を発信する展示も行っています。
 「農業支援」については、「小山は工業都市であると同時に農業地帯でもあり、この分野にも力を入れています」と栗原館長。図書館が農業支援を行う珍しい事例として、アメリカ図書館協会の年次総会で行われたポスターセッションで事例発表されました。



  • 「おはなしコーナー」にある「おけだま」の遊具と児童サービス担当の知久範子さん

活躍する「子ども司書」

 「子育て支援」では、職員やボランティアによる「おはなし会」などのほか、子ども対象の取り組みに力を注いでいます。総務係長の大塚由香利さんは「8年続く「子ども司書養成セミナー」は、図書館の本や仕事についての講習を受け、司書の体験をしてもらう本格的なものです。修了生は友だちや家族に読書の楽しさを伝える活動をしています」。これまで、100人以上の子ども司書が誕生。将来、図書館の強力な応援団になるものと期待されています。
 同図書館は昨年度、53万冊の蔵書すべてにICタグを付ける大きなシステム更新を行いました。今後について栗原館長は「これまで以上に学 校図書館の支援に取り組みたいと思っています。また、地域資料のデジタル化にも力を入れていきたい」と、ハード、ソフト両面からの充実を図っていく方針です。

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