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物事の本質をとらえる情報活用力

藤沢久美氏

リーダーの実行力は
問題意識を持ち考え抜く習慣から

シンクタンク・ソフィアバンク代表
藤沢 久美さん

一流といわれるリーダーは、どのように情報に接し、物事の本質をとらえているのだろうか。これまで1000人を超える経営者にインタビューし、自身もグローバルなリーダーとして活躍するシンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美さんに、求められるリーダー像の変化や情報活用力の鍛錬法、日経テレコンの活用術などを聞いた。

共感が人を動かす

シンクタンク・ソフィアバンク代表

藤沢 久美氏

国内外の投資運用会社を経て、1996年に投資信託評価会社を起業。同社を売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画し、13年から現職。07年にはダボス会議で「ヤング・グローバル・リーダー」に選出された。

私はテレビ番組やネットラジオ番組を通じて、起業家や中堅・中小企業の社長など1000人を超えるトップリーダーにインタビューする機会をいただきました。その中で気付いたのは、トップダウン型のカリスマ的リーダーは意外と少ないということです。特に業績を伸ばし、社員が生き生きと働いている地方の中小企業や、元気なベンチャー企業ほどそうした傾向がみられ、求められるリーダー像が変わってきたことを強く感じました。私の近著『最高のリーダーは何もしない』では、新しいリーダーを「ビジョン型リーダーシップ」と位置付け、事例を通してその特徴的な傾向を紹介しました。ビジョン型リーダーシップは「そこに座って思いを伝えているうちに、 みんなが自然と動いてくれている」というイメージです。だから優秀なリーダーほど、何もしていないように見えます。彼らの仕事は、ビジョンをつくり、実行すること。

ビジョンとは「この会社で実現したいこと」や「働く目的」のことであり、 それにメンバーが共感することで、リーダーが細かく指示しなくても組織が主体的・自発的に動いてくれるようになるのです。これからは、共感や納得感が人を動かす時代です。リーダーは社員一人ひとりが何を望んでいるのか、マーケットや社会が何を求めているのかを見極めてビジョンを語り、組織に浸透させなければなりません。

ダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)に参加しているグローバルに活躍するトップリーダーを見ても、カリスマ型は意外なほど少なく、 礼儀正しい気配りの人や仲間を大切にする人が多い印象を受けました。2016年10月、文部科学省が中心となって実施する「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」では、ダボス会議と連携して、世界と日本のリーダーが議論する官民ワークショップを東京で開催する予定です。グローバルリーダーの実像をご覧いただける、よい機会になるでしょう。

情報活用力の鍛錬法

一流といわれるリーダーの多くは内向的で、心配性で、とても繊細です。
常に何かを気にかけ、考え続けています。その習慣が大切な情報を見逃さず、より正しい決断を導くことにつながっているのだと思います。単に多くの情報を集めても身になりません。問題意識を持ち、自分の頭で考え抜いている人こそ、信念を持ち実行力が強いといえるのです。若手やミドルマネジメントにおいても、情報活用力を磨く努力は欠かせません。

手軽に実践できる鍛錬法の一つが、毎日の新聞紙面から一見関係のない3つの記事を選んで三題噺をつくることです。それぞれの話題の関連性を推測することが、紙面の背後に隠れている社会の変化やつながりを読み解くいい訓練になります。何のために、どんなことを知りたいのか、情報収集の目的を明確にすることも大切です。課題解決のためであれば、きちんと仮説を立てることで、目的達成に資する情報を効率的に収集できるようになります。自分の仮説を検証するために情報を参照するという姿勢も大切です。情報は「答え」ではありません。自身の軸足が定まっていないと、日々入ってくる情報に疑問や課題を持つことなく流されてしまいがちです。

藤沢流・テレコン活用術

ネット検索は便利ですが、本当に必要な情報が見つかるとは限りません。古くなった情報が散在していますし、信頼性も劣ります。特に専門的なテーマで正確な情報が必要なとき、きちんと取材して書かれた素材を集めなければ、根本的な間違いをおかすことになりかねません。

その点、日経テレコンは正確で信頼できる情報を提供してくれます。新聞だけでなく雑誌記事も充実しており、マクロ経済や市場の専門情報や全国各地の記事も豊富です。同じテーマでも異なる切り口の記事を参照できるので、視点を変えて物事を考える際にとても役立ちます。経営者との対談の前には、必ず日経テレコンで「人事検索」や「記事検索」を利用して、略歴や新聞・雑誌の対談記事などに目を通します。対談記事は本人の生の声に近く、考え方や個人の信念を知る手掛かりになるからです。

「人事検索」画面

「記事検索」画面

ビジネスシーンにおいて、「日経に出ていましたけど」という前置きは説得力があります。私は社外取締役も務めているので、役員会の前などには日経テレコン内の記事や「業界ニュース」で議論の糸口をつかむようにしています。テーマに沿って記事を保存できるのも便利で、講演や原稿の執筆などに利用しています。自動的に記事をクリッピングし、その結果をメールで配信してくれる「クリップメール」機能を使えば、重要度の高い記事を見逃すこともありません。日経テレコンは必要な情報が何でもそろいます。もう手放すことはできませんね。(2016年5月13日・談)

「業界ニュース」画面

「クリップメール」画面

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