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ホーム>導入事例>Vol.15 静岡大学

静岡大学

Vol.15-2012年12月静岡新聞掲載広告から転載

私たちの大学

伊東幸宏 静岡大学長

自由啓発・未来創成

静岡大学は、「自由啓発・未来創成」をビジョンとし、学生の主体性を重んじる教育方針をとっています。自分で課題を見つけ、いろいろなことに主体的に、積極的にチャレンジする学生を育てています。多様な背景や価値観を認め、総合大学のよさを生かした教育をすすめています。こうした学生の学びを支えるには、図書館やオンラインデータベースが欠かせないと思います。

導入ポイント

 
情報の電子化に対応できる
 
学生が暮らす“足元の情報”を得られる
 
就職活動に欠かせない情報源
 
研究テーマの歴史や社会的価値を
確かめられる

新聞記事検索システムの活用事例

  • ・大型ディスプレイでデータベースを活用する加藤館長(下写真)

私たちの目指す教育の在り方は「自由に学ぶ」、その上で「質を上げていく」ことです。そこで図書館として何ができるかを考えました。結論は、図書館をオープンな学びの空間にする=共に議論し、問題を共有できる場所に変えていくことでした。そのためにラウンジやグループ討論できる場所を整備するとともに、世界的な潮流となった「情報の電子化」に対応しています。「静岡新聞データベースplus日経テレコン」の導入はその一環です。
静岡新聞の記事は自分がいるところを知った上で他の事象について考えるためにも欠かせません。日本経済新聞は就職活動をする際に押さえておくべき情報源とされています。社会的責任のある新聞社の情報であることが重要です。月間で2万〜4万のアクセスがあります。
データの充実という点で静岡新聞社に要望があります。科学分野の強化です。正しく理解するのが難しい科学情報を分かりやすく伝える記事が増えれば、学生の理科離れを食い止める手立てになります。また分野を問わず、記事を読んだ後に「自分で確かめたい」と学生を動かす情報もより多く打ち出してください。期待しています。

附属図書館長 加藤憲二教授

  • ・附属図書館 浜松分館で記事検索をする平尾さん

私の専門はCS(コンピューター・サイエンス)プログラムです。実験でCPU(中央演算装置)をつくったり、最新のプログラム言語を研究するなど、時代の先を行く挑戦をしています。
先日、静岡新聞データベースplus日経テレコンで日本人が開発したプログラム言語「Ruby」について検索しました。“意外なほど”多くの関連記事が出てきて驚きました。どの技術がどのような場面で用いられたのかなど、開発の歴史を確かめるのに大いに役立ちました。社会の動きに目を向ける必要もあるので、研究につながるニュースをつかむ時にも活用していきたいと思います。

情報学部情報科学科3年 平尾元紀さん

私は大学院で機械加工、特にドリルを用いた深穴加工の研究をしています。加工が難しいステンレス鋼のような素材やクランクシャフトのような複雑な形状の部品に対して、精密で効率的に深い穴をあけるための手法の開発です。
研究に直接関わる情報は文献データベースで調べることが多いのですが、静岡新聞データベースplus日経テレコンで検索すると、機械加工が社会でどのように取り上げられているかを知ることができ、参考になります。また、静岡新聞と日本経済新聞を同時に検索できるので、読み比べると意外な発見があるとも感じます。

大学院工学研究科 機械工学専攻1年 田中弘志さん

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