静岡県立中央図書館の仕事
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生涯学習を支えるレファレンスサービス
県立中央図書館は「県民の生涯学習の拠点」「情報発信・資料保存センター」「市町立図書館支援」の三つを基本方針に、県民の皆様の「読書の推進」と「調べる・考える・解決する」を応援しています。図書館における各種サービスを通じて、「読書へ誘うさまざまな情報発信」+「“知りたい”に応える情報提供」の二つを皆様にお約束します。
当館には、膨大な蔵書に加えて新聞記事などを簡単に検索できるオンラインデータベースが、利用者のための情報リソースとして備えられています。情報をより効率よく提供するためのレファレンスサービスもございます。レファレンスサービスカウンターで、職員にお気軽にお声かけください。
導入ポイント
レファレンスサービスを拡充できる。 |
ビジネス支援に役立つコンテンツがある。 |
新聞記事検索システムの活用事例
- ・新聞記事の検索なら、データベースがとても便利(上写真)
- ・質問は、レファレンスカウンターへどうぞ(中写真)。
- ・デジタル資料検索パソコンのコーナー(下写真)
図書館が提供する各種サービスの中で、利用者の調べものに必要な情報・資料などを検索して提供することをレファレンスサービスと呼びます。県立中央図書館にも、歴史、科学、スポーツなど、さまざまな分野の質問が毎日寄せられています。
静岡県に関する質問も多く寄せられますが、そんな時に大変役立つデータベースが「静岡新聞データベースplus日経テレコン」です。キーワードを入力するだけで、過去三十年分の新聞記事の中から、瞬時に関連記事を検索できます。例えば、「新東名」と入力して記事検索をすると、静岡新聞・日本経済新聞・伊豆新聞の各紙から千件以上の記事がヒットしますが、交通、観光、経済などテーマで簡単に絞り込みができます。インターネットや図書資料だけでは調べ切れない事柄でも、このデータベースなら効率的に調査できます。また企業・人事情報のほか経済統計データなどのコンテンツもあり、ビジネス支援にも役立っています。
ほかにも、当館では新聞や雑誌、統計書、法令集、論文集など「調べもの」に役立つ資料や、求める情報を探すための「調べ方案内」等のツールも用意しています。こうした数多くの情報・資料と人とを結ぶレファレンスサービスを提供するに当たり、広くきめ細かく情報をカバーしている静岡・日経・伊豆三紙のデータベースは、私たちの強い味方となっています。
調査課 一般調査係長 高橋健二さん