私たちのまち
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「遠州の小京都」ええら森町
本年は、森町合併60周年の年です。これを契機に、安全安心の基盤整備をさらに進めるとともに、子育て支援のさらなる充実に努め、第8次総合計画の総仕上げの年にしたいと考えております。「健康・安心・安全」を実感できるまちづくりの推進を目指し、新東名を活用し、将来にわたり個性豊かで住み良い町となるよう様々な施策に取り組んでいます。
森町立図書館は、生涯学習の拠点として誰もが利用できるコミュニケーションスペースを目標にしています。皆さまの必要な知識の収集、学習、調査、研究活動の場として、さらに情報センターとして、このたび導入しました新聞データベースを皆さまの様々な情報収集に役立てていただければ幸いです。
導入ポイント
様々な地域情報も検索可能 |
調べ学習に活躍 |
レファレンス作業の時間短縮 |
新聞記事検索システムの活用事例
- データベースを活用する髙木館長
生涯学習の拠点、情報センターへ
森町は、三方を小高い山々に囲まれ、中央に清流、太田川が流れる風情豊かな「遠州の小京都」と呼ばれる町です。
かつては「秋葉神社」へ通ずる街道の宿場町として、また古着の町として栄え、今でも街道脇には町屋や土蔵の町並みが残っています。
小國神社や大洞院をはじめとした由緒ある神社仏閣や、地域の伝統工芸が体験できる森町体験の里「アクティ森」、塩の道を整備した「戦国夢街道ハイキングコース」など多くの観光資源に恵まれています。
この秋には、遠州地方の祭りの最後を飾る「森の祭り」が11月6~8日の3日間で開催されます。また、11月15日には「森町産業祭もりもり2万人まつり」が予定され、多くの人で賑わうことと思います。
森町の図書館は昭和34年9月に「森町図書館」として開館し、昭和49年3月の移転後、平成7年4月、森町文化会館に併設し、「森町立図書館」として開館しました。
従来の“来て頂く施設”として蔵書等の充実に努めておりますとともに、幼稚園、小学校、中学校、放課後児童クラブ、放課後こども教室、デイサービスセンター、児童館などへの団体貸出の充実を目指し、ご希望に応じて本を届ける“本の出前”を推進しています。今後ともご希望に沿えるようサービスの向上に努めてまいります。
このたび導入しました「静岡新聞データベースplus日経テレコン」は、新聞記事の他、企業情報やランキング、地域データなど様々な情報が検索できるデータベースです。
町民の「調べる」を格段に効率よくサポートしてくれると思います。ご利用ください。
森町立図書館 館長 髙木達雄
- データベースの使い方を説明する大澤さん(右)
調べ学習の心強いツール
当館では、地域情報の収集の一つとして、森町に関係する新聞記事の切り抜きを毎日行っています。この「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を使えば、瞬時にして、漏れなく、関連記事を手に入れることができ、作業時間の短縮、見落としの防止に役立っています。
また、夏休みなどに学生さんが、あるテーマについて新聞記事を探すとき、以前は重い新聞の束をめくって調べるため、探すのもコピーをとるのも労力がいりました。このデータベースを使えばキーワードや日付などで検索が簡単にでき、時系列で調べることができるため、調べ学習にも役立つツールとなっています。
当館では利用者用のパソコンを使って来館者ご自身で調べて頂くこともできます。みなさまの「地域のニュースを調べたい」「起業のための情報収集をしたい」など様々に利用できますので、ぜひご来館ください。
森町立図書館 管理係長 大澤みどり