私たちのまち
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図書館を市民交流の場に
この春、伊豆市は市制10周年を迎えます。歴史の修善寺、文学の湯ケ島、里山の中伊豆、夕日の土肥は、それぞれの伝統風土に根付いた地域文化を築いてきました。図書館の地域コーナーに、その息吹を感じ取ることができるはずです。
修善寺図書館は、市役所の敷地内、伊豆赤十字病院の真向いという市民がいちばん集まりやすい場所にあり、併設されているログハウスからはきれいな狩野川を眺める事ができます。私たちの自慢の場所の一つです。
導入ポイント
伊豆市の話題が豊富な伊豆日日新聞の 記事も検索可能 |
図書館利用者への情報提供ツールの ひとつとして |
新聞記事検索システムの活用事例
- データベースを活用する長谷川館長
生涯学習の拠点として
伊豆市のキャッチフレーズは「人あったかまちいきいき 自然つやつや伊豆市」です。
修善寺図書館は、その「自然つやつや」のとおり、周囲を山と川に囲まれた自然豊かな環境にあり、窓からの緑多い景色は本当に心が安らぎます。
私たちは、赤ちゃんからお年寄りまで、さまざまな世代の方が気軽に利用でき、また市の基本計画にある「誰もが学びやすいまちづくり(生涯学習)」の拠点となる図書館を目指していきます。利用者の方々には、本を借りたりするだけでなく、日々の暮らしの中の情報収集や身近なニュースを知るきっかけに、お気軽にご利用いただければと思います。
図書館では昨年から、利用者の皆様の情報収集ツールとして、館内のパソコンからご利用いただける『静岡新聞データベースplus日経テレコン』を導入しました。静岡新聞や日本経済新聞はもちろん、伊豆市の話題が豊富な伊豆日日新聞の記事も検索できるため、身近なニュースを効率よく情報収集することができます。新聞のレイアウトそのままに紙面イメージを印刷する事もできるため、利用者の方々からも喜ばれています。ぜひこれからは、情報収集の拠点としても、修善寺図書館をご活用ください。
伊豆市立修善寺図書館 長谷川 文子館長
- データベースから地域のニュースをピックアップ
- 個性豊かな4地区「修善寺」「天城湯ヶ島」「中伊豆」「土肥」をかわいい姉妹で表現した伊豆市のキャラクター「伊豆乃四姉妹」
市民の”知る、確かめる”を支援
伊豆市は合併して今年で10年目を迎えます。静岡県で5番目に面積の広い伊豆市。市民にとって、伊豆市全体の情報を知ることはなかなか困難と言えます。—広すぎて知らないことが多い—そんな市民のためにも、『静岡新聞データベースplus日経テレコン』は伊豆市の情報をいち早く知ることができる大変便利な情報ツールです。
今まで伊豆市の新聞記事は、紙面を切り抜き、製本をして資料提供してきましたが、新聞データベースを活用することでより便利になりました。さらに、利用者へのレファレンス対応もスムーズになると期待しています。
また当館では、せっかくの情報手段である新聞記事を、新聞コーナーに関心がない方や、パソコンを利用しない方にも活用していただくために、前日までの新聞記事で伊豆市に関するものをピックアップし、館内掲示(静岡新聞社、伊豆新聞本社 許諾済)をしています。
今後も、利用者の使いやすさを重視し、「紙の新聞」と「新聞データベース」の両面から伊豆市を中心とした情報提供を図っていきます。
伊豆市立修善寺図書館 主査 秋山 泰子