私たちのまち
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“ひとづくり”を基本理念に日々邁進
伊豆の国市では、今年1月、伊豆の国市教育大綱を策定し「人を大切にできる“ひと”づくり、ふるさとを誇れる“ひと”づくり、世界にはばたく“ひと”づくり」を基本理念に掲げました。
江川太郎左衛門英龍(坦庵公)は、韮山反射炉築造のため、蘭書を研究し理解を深めたと伺っています。今は、容易に知識や情報を得られる時代ですが、郷土の偉人のあくなき探究心を引き継ぐ“ひと”が育つことを期待しております。そして、市立図書館にある書籍や市立中央図書館に導入した新聞データベースが、その一助となるよう多くの皆さまに活用していただけたら幸いに存じます。
導入ポイント
複数の媒体の記事を同時に検索可能 |
信頼性が高く調べ学習にも役立つ |
ビジネス情報、調査統計情報など、 幅広い情報 |
新聞記事検索システムの活用事例
- 「新聞データベースをぜひ活用して欲しい」
と話す杉山館長
情報拠点として市民を支援
伊豆の国市は、平成17年の旧韮山町・伊豆長岡町・大仁町の合併により誕生した、清流狩野川の流れる歴史と緑に溢れた町です。
平成元年8月に大仁町立図書館として開館した伊豆の国市立中央図書館は、30年近い歴史を持ち、多くの市民や利用者の皆さまから親しまれています。12万冊を超える蔵書を所有し、年間約5万6千人が読書や学習、図書に関連するイベントに訪れる、地域社会の文化の中心及び生涯学習拠点施設でもあります。図書館の目的は、資料を求めるあらゆる人々に資料を提供することであり、読書推進の一層の充実を図るため魅力的な資料の収集に努めております。
昨年11月には、それら業務の根幹であります図書館システムが更新され、より迅速に予約検索できるように改良されました。
また、既存の新聞閲覧に加えて、本年4月より新たなツールとして利用者開放用パソコンにて「静岡新聞データベースplus日経テレコン」による情報提供を行っております。このシステムは静岡新聞、伊豆日日新聞、日本経済新聞等、多種の新聞記事の検索ができるほか、地域・ビジネス情報、調査統計データも検索できるため、さまざまな情報収集に非常に役立ちます。地域の話題からビジネス活用まで、記事やデータを探したい方はぜひ図書館で活用してみてください。
伊豆の国市立中央図書館館長 杉山和弘
- 子どもたちへの〝おはなし〟の様子
読み聞かせ活動で子どもに夢を
伊豆の国市の小学校・中学校では、朝の時間に、保護者やボランティアの皆さんが読み聞かせを行っています。また図書館司書も、学校に出向いて、読み聞かせやブックトーク等を行っています。保護者やボランティアの皆さん、そして司書も『伊豆の国市の子どもたちにたくさんのお話が届くように』という思いを込めて、これらの活動を行っています。
子どもたちは、キラキラした目でお話を聞いてくれます!たくさんのお話を楽しみながら吸収してほしい、と願っています。
- 新聞データベースで調べ物をする高橋司書
子どもたちの調べ学習をサポート
大人はもちろん、今や子どもたちも「調べるツール」の一つとして、インターネットを利用していますが、インターネットの情報が正しいとは限りません。その点、新聞は、信頼性の高い情報と言えます。新聞記事がベースとなった「静岡新聞データベースplus日経テレコン」は、そのような観点からも、子どもたちの調べ学習にとても役立つツールになると期待しています。
伊豆の国市立中央図書館司書 高橋伸枝