袋井市立袋井図書館の仕事
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日本一健康文化都市へ
「人も自然も美しく 活力あふれる 日本一健康文化都市」をまちの将来像に掲げる袋井市は、心と体とまちの健康を柱とした、多くの事業を展開しています。
新しいまちづくりに挑戦する時には、情報の収集と分析が重要となります。そのような時、新聞記事データベースは、市の内外や過去現在を問わず、まちづくりの参考となる多くの情報が収集できる頼もしい存在です。
導入ポイント
「地元」関連の記事を効率的に収集できる |
問い合わせの対応がスムーズになる |
新聞記事検索システムの活用事例
- データベースを利用する石黒さん
図書館では、その設置母体となる市域の資料を収集し、提供できるようにすることが大切な役割です。行政や市民生活に役立つ地域の資料として新聞記事は欠かせません。
私たちがチェックしているキーワードは「袋井」です。「静岡新聞データベースplus日経テレコン」には、指定したキーワードを含むデータを自動的に保存する機能※があります。この機能を活用することで、「袋井」に関連する記事を効率的に調べられるようになりました。新聞を切り抜いて保存する場合もありますが、データベース導入後は、記事を見落とす心配がなくなりました。
現在、新聞記事の照会の際、職員がカウンターで調べていますが、近いうちにお客様に開放しているインターネット端末でも閲覧できるようにしたいと考えています。
※「クリッピング機能」 欲しい情報のキーワードを登録すると、データベース内のフォルダに自動で記事を収納します。新着をメールでお知らせすることもできます。
館長 石黒教雄さん
- ・カウンターでの応対は朗らかに(上写真)
- ・データベースを利用する小久江さん
図書館は、生涯学習の情報拠点です。私たちは膨大な図書、視聴覚資料、雑誌、新聞などを収集・整理して市民の皆様に提供しています。
中でも新聞は、最新の情報や過去の出来事、市域の記事まで多岐にわたります。新聞は、1年間保管するものと、図書館創立時の昭和45年以来保管しているものがありますが、以前はお客様のお尋ねを受けて記事を探し出すとなると容易ではありませんでした。
静岡・日経両紙の記事を収めるデータベースの導入後は、行政からの紹介や市民からの問い合わせに速やかに対応できるようになりました。「記事があるはずなのに分からなかった」というストレスから開放されました。
司書 小久江暁子さん