私たちのまち
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富士山に関する資料を取りそろえた図書館です
富士宮市は「世界遺産富士山」にふさわしいまちづくりを進めています。この度の世界遺産登録に当たっては、情報の収集や発信の大切さを実感しました。これからも、富士山とともに富士宮市の魅力を積極的に発信したいと考えています。
中央図書館には、情報収集の拠点として、所蔵資料のほか、新聞記事のデータベース及び富士山に関する多くの書籍、資料を取りそろえてあります。市民の皆さんの暮らし、学習、ビジネスそしてまちづくりに大いに活用していただきたいと思います。
導入ポイント
富士山に関する記事、地元ならではの 細かな記事が豊富に収録されている |
新聞記事を探したい市民のニーズに 素早く対応できる |
新聞記事検索システムの活用事例
- 中央図書館「富士山コーナー」
- 「富士山の研究にもデータベースが役立つ」と語る佐野館長
富士山の情報が瞬時に
富士山が今年の6月に世界遺産に登録されました。
富士山のあるまち「富士宮市」は世界遺産の構成資産が多数あり、その構成資産のひとつ「富士山本宮浅間大社」の西隣に中央図書館はあります。また、西富士図書館も構成資産の「白糸ノ滝」の近くにあり、富士山の雄大な姿を館内から見ることができます。
中央図書館では、富士山関係資料の収集に力を入れており、レファレンス室の「富士山コーナー」には、約1,600点の資料があります。 また、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」の新聞記事データベースにも富士山に関する記事が豊富に収録されており、瞬時に時系列に探せます。地元ならではの細かな記事も多く、調査・研究に役立ちます。
新しい出会い・発見を楽しむ
図書館で、特に探している本もなく、書架の間をのんびりと歩きながら本を見ていると、思いがけない本との出会いがあります。これも図書館利用の楽しさのひとつです。
また、ビジネス図書コーナーやフードバレー図書コーナーなど、いろいろなジャンルの資料を集めたテーマコーナーもあります。
ほかにも、中央図書館には、重要文化財の「絹本著色富士曼荼羅図」の複製や織田信長公が腰掛けて富士山を眺めたといういわれのある「富士見石」があり、図書館にふさわしい「讀書學古」の文字が刻まれた刻字作品も展示してあります。ぜひ一度ご覧ください。
図書館の業務に必須
富士山の情報だけでなく、静岡県や富士宮市の情報が多数収録されている「静岡新聞データベースplus日経テレコン」は、多くの市民に利用されています。
「孫の保育園の行事が新聞に載っていたらしい」と新聞記事を探しに来られる方、自分の生まれた日の新聞記事を調べる子どもたち。様々なニーズに対応する職員にとって、キーワードを入力すればすぐに関連記事が見つかるデータベースは心強い味方です。午前10時に当日の新聞記事が検索できるのも、情報を探す上で大きなメリットです。
データベースは、今やレファレンス業務には欠かせないツールとなっています。
富士宮市立中央図書館 佐野 清館長