私たちの大学
-
隣人を愛する人材の輩出
建学の淵源を明治20年にまでさかのぼることの出来る、静岡県屈指の伝統を誇る大学です。根柢にキリスト教信仰が流れていますから、学生諸君も、「隣人を自分のように愛しなさい」という建学の精神を自ずと体得していて、居心地の良い大学を形成しています。このことは、社会人としても大いにプラスになると考えております。
大学の学部・短期大学部の学びの中でも、学生諸君の素直さや優しさは生かされており、殊に地域との交わりに於いては、その特色は遺憾なく発揮され、地域の皆様からも喜ばれております。
なお、今年から大学の学部では英検2級以上取得者への大胆なスカラシップ入試制度を導入し、英語教育に更なる力を入れ始めました。「新聞記事データベース」は、あまり新聞を読まなくなったといわれる現代の学生諸君にとっては、有効な活用手段となるものと期待しております。
導入ポイント
静岡新聞と日経各紙を一度に検索可能 |
業界・企業研究をし、 幅広く経営情報を知るために重要なツール |
新聞記事検索システムの活用事例
- データベースを活用する小川さん
調査・学習支援の切り札
図書館カウンターには学生から様々なレファレンスが寄せられます。その中のひとつに新聞記事の調査があります。「確か○○日頃に△△についての新聞記事があったと思うのだけど、それを読みたい」。質問者の学生も必死に記憶をたぐりよせ、依頼をしてきます。あいまいな情報から該当する新聞記事を探し出さねばならないのですが、そんな時に役立つのが、静岡新聞データベースplus日経テレコンです。
静岡新聞と日経各紙の新聞を、記事本文の単語から一度に検索できるので、とても便利です。新聞記事はレポート作成やゼミ発表、就職活動など、様々な場面で利用することがあり、活用しています。
本学図書館は学生の利用を中心に据えた図書館です。学生の学習・研究・調査を支援し、学生にとって居心地の良い図書館(思わず来てしまいたくなるような図書館)を目指して運営しています。
私たち図書館員は、この便利な新聞データベースによって、学生たちの学習・研究活動がさらに深まり、活気に満ちたものになることを願っています。
英和学院大学図書館 司書 小川雅英
- データベースを使った講義の様子
就活の研究に重要なツール
静岡英和学院大学は、昭和41年(1966年)静岡英和女学院短期大学が開学し、平成14年(2002年)大学と短期大学部とに改組されて今日に至っております。
短期大学部現代コミュニケーション学科では、教育目標の一つに、「社会人に必要とされる実務能力を身につけよう」を掲げていて、地元の経済業界に適した人材育成に励んでいます。
その実践的な教育には、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」による新聞記事の活用が不可欠な存在です。経営学や地域経済の講義では、県内企業経済の動向を伝える新聞記事を活用しています。
さらに、学生の就職活動には、業界、企業研究にたいへん重要なツールとなっています。卒業生の就職先は、従来銀行業、流通業界、食品加工業が中心としたものでした。近年、静岡県の基幹産業である自動車部品、運輸、医療業界と、従来の発想でない幅広い分野に採用されています。
具体的な事例では、日本通運、NOK、丸井等の一部上場企業、県内有力企業に内定を得ています。静岡新聞データベースplus日経テレコンによる業界・企業研究を利用することで、幅広く経営情報を知ることが出来るようになったからです。
今後とも地域経済、地元企業の経営概要や活動の動向について、綿密な取材による詳細な記事やデータの提供を期待しています。
短期大学部現代コミュニケーション学科 専任講師 児玉和人