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静岡県立袋井商業高等学校

Vol.110-2020年(令和2年) 10月静岡新聞掲載広告から転載

静岡県立袋井商業高等学校

私たちの学校

静岡県立袋井商業高等学校校長

地域経済を支える伝統校

 創立97年目の本校は、これまで24,000人を超える卒業生を輩出してきた地域経済を支える伝統校で、校訓「責任・秩序・礼儀」のもと、授業、部活動、行事を通して「知・徳・体」のバランスの取れた人材育成を行っています。
 平成15年度にスタートした学校デパート「袋商ショップ」は、地域の皆さまから温かい支援や指導を頂き、今では本校のキャリア教育の中心となっています。
 本校は、3年後に創立100周年を迎えます。これを機に、今まで積み重ねてきた良き伝統と新しい時代に向けた取り組みとの融合を図り、新たな袋井商業のスタートを切りたいと考えています。「静岡新聞データーベースplus日経テレコン」が、教育活動のステップアップに大いに役立つことを期待しています。

導入ポイント

 
業界・企業情報を進路指導に活用
 
小論文など入試対策に利用
 
県内外の取り組みをキャッチ
 
事例研究の情報収集源

新聞記事検索システムの活用事例

デジタル社会の今を知るツール

  • 進路指導に新聞データベースは不可欠と語る杉本教諭

 本校の生徒は、商業の専門高校生として、「マーケティング」「ビジネス経済」「会計」「ビジネス情報」の4つの分野を3年間で学習します。そこで修得した知識や技術、資格や販売実習等の強みを生かし、それぞれの進路を選択します。
 就職を希望する生徒にとっては、地域産業や地元企業の最新情報は、大変重要な情報です。そこで教員が「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を活用し、生徒の希望する業界や企業を検索し、アドバイスを行っています。夢や希望を叶える働く場所を選択する際の参考資料として、生徒は「静岡新聞データベースplus日経テレコン」で得られる情報に、とても高い関心を示しています。
 一方で、進学を希望する生徒の多くは、推薦入試や総合選抜型入試(AO入試)等を利用し受験しています。そのような入試体系では、面接や小論文の対策が特に重要になります。出題内容は、生徒の興味や関心が高いものばかりではなく、経済、ビジネス、社会の最新の動きに関する出題傾向が高いです。その対策として、新聞データベースから静岡新聞や日本経済新聞の記事を収集し、内容を読み込み、社会の今を知る「扉」を開きます。さらに文意を理解し、自分の考えや意見を述べるための材料としてもらいたいと思います。

第3学年主任 杉本 みどり

袋商ショップでビジネスの資質を養う

  • 即座に調べられる新聞データベースが生徒の興味を深める
  • 吹奏楽部(中央2人)と野球部(右)、バレー部(左)のメンバー

 商業科目では、これまでも新聞の情報を授業で活用してきました。新たに、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を導入し、新鮮な記事や新商品の特徴、ビジネスモデルの事例などを、スピーディーに得られるようになりました。気になることをすぐに調べられる即時性により生徒の興味も深まり、授業の教材に欠かせないツールとなっています。特に「課題研究」の授業で力を発揮します。
 この授業では、地域研究としてSDGsについて取り組んでいますが、県内はもとより全国の関連記事やデータは、生きた情報として生徒も理解しやすく、非常に役立ちます。
 また、本校の伝統行事に「袋商ショップ」という販売実習があります。これは、生徒が主体となり、実際の経営を体感するものです。課題設定から情報収集、計画、実行までを全て生徒が行います。今年はコロナ禍の影響により、従来通りの内容や方法では立ち行かなくなり、新たなしくみづくりを求められています。
 ショップの運営方法や感染症対策のあり方を模索する上で、新聞データベースで事例研究をし、収集した情報をヒントに計画を立て、実行に移します。生徒には、このような転換期だからこそ、さまざまな情報源を駆使し、社会を見る目を養ってほしいと願っています。

商業科主任・ショップ課長 寺田 久美子

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