Vol.105-2020年(令和2年)1月静岡新聞掲載広告から転載
私たちのまち
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「誇り高い、元気なまち沼津」を目指して
東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレールートも公表され、いよいよ開催が間近となりましたが、沼津市では日本フェンシング協会とも連携し、フェンシングのメダリスト養成に向けた取り組みに力を入れるとともに、海越しの富士の景観や海の幸など、本市ならではの地域資源の魅力を堪能できるサイクリングの環境を整え、伊豆エリア観光の魅力を高める取り組みを進めています。
また、中心市街地については、「ヒト中心の魅力ある空間への再編」に向けて、リノベーションや交通体系の見直しなどの取り組みを推進し、元気な沼津を実現してまいりたいと考えています。
現在、本市の将来のまちづくりの方向性などを定める「第5次沼津市総合計画」の策定に取り組んでいますが、さまざまな情報収集にこの新聞データベースを活用し、今後のまちづくりに役立てていきます。
導入ポイント
国や県の動向を確認 |
他市町の先進事例をチェック |
あらゆる情報を収集 |
新聞記事検索システムの活用事例
社会の鼓動をデジタルで捉える
- 新聞データベースで政策を練る
沼上義文政策企画課長
沼津市役所企画部は、まちづくりの基本方針の策定や行政改革、市政の広報やシティプロモーション、コミュニティ活動の支援や交通防犯対策、市政相談対応や庁内情報化の推進などの仕事をしています。
そのような中、政策企画課では、政策立案やまちづくりの方針決定、計画にもとづく事業の進捗管理、移住定住支援などを主に担当しており、現在は今後10年間の本市が目指すべき将来像やまちづくりの方向性などを定める「第5次沼津市総合計画」の策定に取り組んでいます。
新たな総合計画は、これまで進めてきたさまざまな基盤整備も形になり、まちづくりも動き出していく期間の計画となることから、沼津の明るいビジョンを市民の皆さんと共有し、市民と行政とが一丸となってまちづくりを進めていけるよう、分かりやすいものにしたいと考えております。
策定作業においては、社会潮流や本市の人口動態、市民意識の変化などを押さえ、課題や今後のまちづくりの方向性を明らかにするところからスタートしました。これらの作業段階においては、国や県などの動向も確認することになりますが、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」は、情報が豊富なデータベースであり、キーワードで事例を検索できることから、有効な情報収集手段として活用しています。
また、新たな政策を立案する際にも、他市町などの先進事例やその実施成果などを参考にすることが多いですが、瞬時に検索して根拠やバックデータ、最新の情報を収集できることから、今後のまちづくりに有効に活用していきたいと思います。
企画部政策企画課 課長 沼上 義文
困ったときの新聞データベース
- 新聞データベースを活用する
渡邊尚志政策企画課 係長
- 移住定住相談室
政策企画課では、政策立案などの他にも、移住定住の推進に取り組んでいます。富士山の景観や海など、豊かな自然に囲まれた生活に憧れて移住の相談をいただくことが多いですが、まちの魅力や特徴は言葉や写真だけでは伝わりにくく、見知らぬ土地への移住には大きな不安もあるかと思います。
このため、まずはご自身の目でまちを確かめ、そして担当者とお近づきになっていただきたいと考え、職員がタクシーに同乗しながら希望するエリアやショッピングセンターなどを案内する取り組みに力を入れています。
相談者の方からは、仕事や子育て環境、防災を始めとする沼津市の施策全般や、ときには近隣市町の状況についても聞かれることがあります。このため、「静岡新聞データベースplus日経テレコン」であらかじめ他の自治体の政策を把握するとともに、自分のまちで起きている出来事や、市が発信した確実な情報を調べ、正しく相手に伝えられるよう準備しており、日常の業務において大活躍しています。
企画部政策企画課 係長 渡邊 尚志