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山陰合同銀行様

「行内の情報共有」のために行ってきた切り抜き作業を
日経スマートクリップ導入で効率的に改善

導入サービス:日経スマートクリップplus

1941年に創立された、山陰エリア最大規模の地方銀行。島根県松江市に本店を置き「ごうぎん」の愛称で親しまれ、地域経済の発展に貢献している。店舗数は150。島根、鳥取両県を中心に、岡山県や広島県、兵庫県にも複数の支店を設置し、広域な店舗網を持つ。

企業プロフィール

会社名 山陰合同銀行
本社所在地 島根県松江市魚町10番地
創業 1941年7月
従業員数 2,018人
主な事業内容 銀行業務全般、ビジネスマッチング業務、地域外・海外ネットワークとの連携、コンサルティング業務
URL https://www.gogin.co.jp

導入のきっかけ

地銀の構造改革が推進される中で
新聞記事の切り抜きをデジタル化

山陰合同銀行

経営政策グループ コストコントロールセンター

副調査役 炭谷 真吾様

同行の経営企画部経営政策グループは、部内に4つあるグループのひとつで、経費全般の管理や株主総会の事務局のほか、例えばペーパーレス推進といった全行的な構造改革なども担当する。業務範囲が多岐に渡る中で、新聞記事をスクラップする地道な手作業が長年経営企画部で行われてきた。

「地方銀行として根本的な構造改革をしなければならない危機感から、働き方改革・※BPRなどの業務改革に取り組む中で、情報収集も効率化すべきということで、日経スマートクリップの新聞広告を見たことがきっかけで導入につながりました。
 以前は15人ほどのメンバーが当番制で、手作業で記事をスクラップしていましたが、日本経済新聞をはじめ主要全国紙と地元の新聞の9紙を閲覧して切り抜いていましたので、かなり時間もかかっていました。当番になると、朝8時までにその作業を終わらせなくてはいけない。そのために朝6時半頃に出社していました。弊行では毎朝“朝会”と呼ばれる経営陣が集まる会議があり、その日の新聞記事も題材となります。例えば、他行が何か新しい取組をしているという記事があれば、『ウチではやっているのか?』という進捗確認や、『当行としてとるべきアクションは?』といった議論になるわけです。

そのために早朝に作業する必要があるのですが、遠方から通う行員にとっては結構ハードなものでした。ただ、経営陣が朝会での活発な議論を大変重視していることもあり、切り抜き作業も若手行員にとっては、社会や経済のトレンドをつかむトレーニングにもなるという位置づけで、手作業によるスクラップが伝統的に続けられていたのです」(炭谷氏)

「しかし、『現代ではデジタル媒体も多数存在する中で、スマートフォンで最新のニュースが読めるのに、このような旧態依然の作業に時間を費やすのはナンセンスではないか』という声は以前からありました。そもそも、業務改革のさなかでペーパーレスを推進していることもありますし。ある意味聖域化されてきた伝統的な部分にもメスを入れて、積極的に改革していこうという気運もあったので、新聞切り抜きをデジタル化し、効率化していこうという流れになったのです」(川上氏)

導入にあたっては、行内で賛否もあったものの、日経スマートクリップの有用性を強調することで、理解を得て導入にいたった。

※BPR:「ビジネスプロセス・リエンジニアリング(Business Process Re-engineering)」の略。企業活動の目標(売上、収益率など)を達成するために、既存の業務内容や業務フロー、組織構造、ビジネスルールを全面的に見直し、再設計(リエンジニアリング)すること

導入の効果

情報の絶対量も増えて作業時間は3分の1に短縮
常態化していた休日出勤もなくなった

山陰合同銀行

経営政策グループ コストコントロールセンター

川上 透様

トライアルで日経スマートクリップを使用、キーワードの精度や設定などをフォローアップするように要望を出し、使い勝手を向上させた。

「こちらから注文した点をその都度フォローアップしてもらえたので、使い勝手も問題ありませんでした。むしろ、最初からタタキ台として用意して下さったクリッピングキーワードが、ほぼ我々の望んでいるものに近かったので、多少のカスタマイズをするだけでよかったのです。非常にスムーズに入れたので、感心したほどです。 結果、手作業で切り抜くよりも洗練された記事がピックアップできたため、想像以上に好結果が得られました。著作権がクリアである点でも安心でした。銀行はそういった面では特にシビアになりますから」(炭谷氏)

「もちろん、情報の絶対量が増えた点もメリットでした。我々は地方銀行ですので、他行の動静も気になるところですが、日経スマートクリップの導入以降は全国各地の地方銀行の情報も取りやすくなりました。朝の会議では、クリッピングした記事の中から司会者が重要な記事をピックアップして議題に載せるのですが、これまでは議題に上がらなかったような他地域の地方銀行の記事も取り上げられる機会が増えたように思います」(川上氏)

「ただ、我々の業務上では地元の新聞にしか出てこない情報が重要であることもあるので、いわゆる地方紙の記事が当日の朝には見られない点はネックです。そこで、地方紙についてはこれまで同様、新聞紙面のチェックも引き続き行っています。自動のクリッピングと並行して行うことで、記事の抜け漏れを防いでいます。
ほかにも導入の効果は目に見えており、以前は常態化していた休日出勤がまったくなくなりました。朝、当番時の作業時間は3分の1以下に減っています。個人差は多少あると思いますが、すべてが手作業だった時は6時半にスタートしていましたが、7時半頃に始めれば8時までには終わるようになっています」(炭谷氏)

完全なデジタル化には至っていないものの、作業時間の短縮・情報収集の効率化という点だけでなく、従来チェックできなかった媒体もフォローできるようになり、情報の射程エリアが拡大したことが想定以上のメリットだった。操作性についても、全員が戸惑うことなく作業できているとのこと。メンバーも一様に「作業が楽になった」と好評のようだ。

今後の展開

タブレット上での情報共有も進める
会議出席者へのメール配信も視野に

同行では、現在新システムへの移行が進行中で、2020年1月から新システムが稼働する予定だ。

「新システムへの移行後、将来的には、各行員がタブレットでクリッピングサービスの情報を共有できるような環境整備も検討していきたいと考えています。
ただ、これはデジタル化における共通課題とも言えますが、タブレットで情報共有した場合には、会議中にメモを書き加えるとか、付箋を貼る、マーカーで印をつけるといったことが手軽にできなくなります。現状でもコメント機能など、一定のフォローはされているのですが、アナログの感覚に近い形で使えるかという不安はややありますね」(炭谷氏)

「現状ではメール配信などの機能を使いこなしていないので、いずれはクリッピングした記事を朝の会議への出席者全員にメール配信するとか、ログインして画面上で情報共有することも視野に入れています。あとはこちらからの要望なのですが、地方紙の記事について、配信時間を早めていただければ非常に有り難いです。その場合、全国紙とおなじテーマ・キーワードでクリッピングしていたのでは、適切に記事をピックアップすることが難しいように思えるので、今後の運用上の課題点になるかもしれません。ただ、私たちが抜きたい記事の傾向はある程度決まっていますので、例えば地域総合面などビジネスに関わりのある特定の紙面だけでも拡充されると嬉しいです。」(炭谷氏)

課題点は残されているものの、これまで日経スマートクリップを活用してきた経緯から、新システムへの移行後にも手応えを感じている様子。同行が掲げる「地域の夢、お客様の夢をかなえる創造的なベストバンク」実現のためにも、効率的な情報収集は必須となるはず。さらなるデジタル化が進行するなか、日経スマートクリップへの期待も高まる。