ビジネスに必要な情報を毎朝自動配信
情報ロスを未然に防ぎ、リスクヘッジに活用。
情報ロスを未然に防ぎ、
リスクヘッジに活用。
日本の映画および演劇の製作・配給をリードする東宝株式会社様。2001年公開で日本歴代興行収入ランキング1位の「千と千尋の神隠し」を始め、2016年には「シン・ゴジラ」、「君の名は。」が大ヒットを記録し、年間興行収入記録を更新するなど業界のトップランナーである。エンターテイメント業界におけるビジネスの動向を把握するため、2013年9月に日経スマートクリップ(当時:Knowledge Passport Fast Track)の導入を検討した。
導入 サービス |
日経スマートクリップoffice※導入時:Knowledge Passport Fast Track |
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会社名 | 東宝株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区有楽町1-2-2 |
設立 | 1932年8月 |
従業員数 | 単体:357人(嘱託9人を含む)グループ:3,297人(嘱託510人を含む)(2023年5月25日現在) |
事業内容 | 【映画・映像事業】映画の製作、配給および売買、賃借、テレビ放送番組の制作、販売 他【演劇事業】演劇の制作、興行 他【不動産経営】土地および建物の賃貸、管理、売買およびこれらの仲介並びに駐車場の経営 |
サイトURL | http://www.toho.co.jp/ |
導入のきっかけ
ビジネスデータベース日経テレコンと
最新記事を自動でクリッピングできる日経スマートクリップを
上手に使い分け、情報収集の精度を上げる。
ビジネスデータベース日経テレコンと
最新記事を自動でクリッピングできる
日経スマートクリップを上手に
使い分け、情報収集の精度を上げる。
「私の所属する情報システム部では、元々、情報システム技術やセキュリティ関連情報、さらには取引先企業の与信情報等の取得のために日経テレコンを利用していました。また、日経テレコンには日本経済新聞をはじめ、全国紙各紙、業界に特化した専門紙の記事を検索できる機能があります。経営陣から過去の記事検索や情報共有を依頼された際、これまでは膨大な保管資料の中から該当の記事を探し出していたのですが、日経テレコンの導入後はデータ検索ですぐに記事を見つけられるようになりました」と、情報管理のIT化には元々積極的な姿勢であったことを情報システム部のマネージャーを務める杉山亮一氏が語ってくれた。
日経テレコンは優れたビジネスデータベースだと感じる一方、自社情報も毎回検索によって取得しなければならないことに手間を感じたのだという。そんな時、見つけたのが日経スマートクリップ。登録したキーワードで簡単に最新記事をクリッピングでき、毎朝自動配信してくれるサービスは業務の効率を上げるのに最適なツールだと考えたのだそうだ。その後、システムの費用対効果を検討し導入に至った。
東宝株式会社
情報システム部 システム統括室マネージャー
杉山 亮一氏
- まとめ
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- ・ビジネスデータベース日経テレコンと、最新記事を自動でクリッピングできる日経スマートクリップを使い分けることで情報収集の精度と効率を上げるのが目的
活用方法
紙面とのダブルチェックで、
ビジネス情報を抜け漏れなくチェック。
日経スマートクリップを利用しているのは、主に情報システム部。また、東宝および、東宝グループが日経各紙でどのように報道されているのかを確認するために総務部の広報部門と情報を共有しているのだという。基本的に取得するのは、弊社に関連した情報と映画・演劇業界に関するトレンド情報です。特に日本経済新聞をはじめ、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリタスなどで掲載される情報は弊社の経営陣はもちろん、取引先企業のマネジメント層も必ず読んでいます。そのため、日経各紙に掲載された情報の見落としは許されません。紙面の方にも目を通していますが、見落としを防ぐため日経スマートクリップにキーワードを設定して配信することで、ダブルチェックに利用しています」と、杉山氏。それに加えて情報システム部では、新しく開発されたシステムやセキュリティなど、IT技術に特化した情報と法令改正に関連した情報取得に活用しているのだそうだ。
社内での評判を尋ねると「会社からスマートフォンを支給されている管理職社員は、スマートフォンで見ることも多いようですね。移動時間などを活用できる点が評価されているのだと思います」と話してくれた。
導入の効果
部署内の情報コミュニケーションの活性化に利用する。
部署内の情報コミュニケーションの
活性化に利用する。
「サービスの導入により部署内のコミュニケーションが
深まったと感じている」と話した杉山氏
杉山氏によると、日経スマートクリップは日常業務の忙しさに追われて新しい情報を取得できない人たちのセーフティネットにもなるのだという。「ビジネスチャンスをつくるためには目の前の仕事以外にも視野を広げなければなりません。理屈では分かっていても、仕事が忙しいとなかなか行動に移せない時もあります。しかし、日経スマートクリップを活用して、必ず部署内の誰かが情報を見られるようにしておけば、状況は変わるのではないでしょうか。例えば、会議の前に「2日前のクリッピングを見ておいて」と伝えたら、他の社員も会議までに関連情報を能動的に検索するようになります」。
日経テレコンは毎回自分から情報を取得するシステムのため、忙しい時は情報をロスしてしまう恐れもあった。しかし、毎朝部署のメンバー全員に自動配信される日経スマートクリップの導入によって、そうした情報ロスを未然に防ぐことができるようになったのだという。
杉山氏はさらに、日経スマートクリップによって、これまで上司から部下への情報伝達、つまり縦方向の情報の流れに、部署内で横のつながりが生まれたことに着目。部署全体で情報を確認することになったからこそ、大事な情報はあえて自分から部署のメンバーに発信するようになったのだそうだ。「記事を配信する際、その記事の追加情報が掲載されているホームページのURLを記入したり、私なりの解説を付け加えることで、情報の深掘りと部署内のコミュニケーションが深まったと感じています」と杉山氏はいう。いつもできていることではないので、今後は部署内でこうした情報コミュニケーションがさらに活発になることを期待したいと抱負を語ってくれた。
- まとめ
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- ・情報発信の流れを縦方向から横方向へ変える事で、情報の取りこぼしを防ぐ
- ・深掘りした情報を部署内で共有化。情報コミュニケーションを活発にする
ご利用企業様
成功事例
東宝株式会社様
サービス導入前
情報の漏えいはリスク
インターネットや情報ツールでの検索は業務負荷だ
部署内の横のつながりを創出したい
サービス導入後
自動クリッピングを紙面とのダブルチェックに活用、記事の見落としを防ぐ
情報収集の作業負担を軽減
深堀した情報を部署内で共有化、情報コミュニケーションを活発に