王子ホールディングス株式会社様

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王子ホールディングス株式会社様

「情報のスピード」が経営判断の原動力に

製紙業の枠を超え、多角化する事業展開を加速させる

「情報のスピード」が

経営判断の原動力に

製紙業の枠を超え、

多角化する事業展開を加速させる

「nepia」ブランドで知られる家庭紙や新聞紙、段ボールなど、身近な製品から産業資材まで幅広く展開する総合製紙メーカー、王子ホールディングス。近年は紙の領域にとどまらず、木からプラスチック代替品やSAF(持続可能な航空燃料)、医薬品などを生み出す木質バイオマスビジネスへの構造転換を推進している。多角化する事業の状況を捉え、社会のニーズに対応し続けるために、日経スマートクリップplusを活用している。

導入
サービス
日経スマートクリップplus
会社名 王子ホールディングス株式会社
所在地 東京都中央区銀座4丁目7番5号
創業 1873年(2012年に持株会社制移行)
従業員数 38,757名(2026年3月末現在)
事業内容 生活産業資材事業、機能材事業、資源環境ビジネス事業、印刷情報メディア事業
サイトURL https://www.ojiholdings.co.jp/

日経スマートクリップplus導入の目的は?

これまでの環境
  • 担当者による属人的な作業を解消したい
  • コンプライアンスを確実に遵守できる仕組みがほしい
  • 経営陣に必要なニュースを迅速に共有したい

その効果は?

日経スマートクリップplus導入後
  • 紙の新聞で記事を探す時間が省けてスピーディーになった
  • 著作権をクリアし、法令遵守と迅速な情報共有を両立
  • 経営陣に共通の情報共有基盤ができ、経営判断やコミュニケーションに貢献

以前の課題と導入までの経緯

紙の記事を役員へ直接届ける運用

情報伝達の遅れと著作権リスクが課題

紙の記事を役員へ直接届ける運用

情報伝達の遅れと著作権リスクが課題

――日経スマートクリップplusのご契約以前は、どのように情報共有を行っていたのでしょうか。

【淺野氏】 以前は別のクリッピングサービスを利用していたのですが、作業が属人化しているのが悩みの種でした。ニュース記事がピックアップされると、広報部の担当者が紙の新聞から該当記事を探し出し、関係する役員のもとへ直接届けるという運用。これでは担当者が不在の間は作業が止まってしまいますし、記事を届ける時間もかかります。役員から「私の取材記事が出ていると聞いたが、知っているか?」と訊ねられて、新聞紙をめくって必死で該当記事を探すこともありました。情報の伝達漏れやスピード感の欠如には、ずっと課題意識を感じていました。

――日経スマートクリップplusの導入を検討されたきっかけは何だったのでしょうか。

【淺野氏】 著作権に対する意識の高まりが後押しとなりました。ちょうど世の中では、著作権許諾を得ずに、新聞記事のPDFを社内で長期間掲載・共有していた企業が問題になるニュースが続いていました。「社内での情報共有をスピーディー且つ適切に行う方法」について試行錯誤していたタイミングで、日経さんから著作権セミナーとクリッピングサービスのご案内をいただき、上長と一緒に参加したのです。もともと役員との情報共有方法に課題感を持っていたところに、法令を守りながら、素早く情報を行き渡らせる仕組みが必要だと痛感し、具体的なシステム導入の検討に入りました。

王子ホールディングス株式会社 コーポレートガバナンス本部 広報部 主任 淺野 友純 氏

王子ホールディングス株式会社
コーポレートガバナンス本部 広報部 主任
淺野 友純 氏

――複数のクリッピングサービスを選定するにあたり、重視されたポイントを教えてください。

【淺野氏】 一つは媒体の網羅性です。弊社は扱う事業領域や製品が非常に多岐にわたります。また全国各地に工場や拠点を置いているため、全国紙や業界専門紙だけでなく、各地域の工場に関する動向が掲載される地方紙のニュースも漏らさず把握したいというニーズがありました。その点、日経スマートクリップplusは日経各紙をはじめ、全国紙や専門紙、地方紙など100紙以上の新聞メディア、Webメディアや雑誌までカバーしているため、地方のニュースもしっかりと拾い上げることができる。この網羅性は、選定において大きな決め手となりました。

活用のための工夫

配信記事を柔軟にピックアップ

視野を広げる多角的な情報を共有

配信記事を柔軟にピックアップ

視野を広げる多角的な情報を共有

王子ホールディングス株式会社 コーポレートガバナンス本部 広報部 竹中 さゆり 氏

王子ホールディングス株式会社
コーポレートガバナンス本部 広報部
竹中 さゆり 氏

――現在の具体的な運用方法について教えてください。

【竹中氏】 あらかじめ設定したキーワードで自動抽出された記事の中から、担当者が毎朝10件程度の記事をピックアップし、午前中に配信しています。配信対象は広報部メンバーのほか、ホールディングスの役員、経理・財務・IRといったコーポレート部門の部長クラスなどです。管理者IDを広報内の4名に付与しているため、誰かが出張や不在であってもチームでカバーし合い、毎朝滞りなく配信できる体制が整っています。

――配信する記事を絞り込む際、どのような工夫をされていますか。

【淺野氏】 自社関連記事や製紙業界の他社動向、持続可能性に向けた社会の大きな潮流に関する記事などは必須ですが、そのほかの記事をどう選ぶかは各担当者の判断に任せています。例えば、理系出身の担当者は新しい技術開発や素材に関する話題を中心に記事を選定しますし、スポーツ好きな担当者はスポーツリーグのスタジアムで紙コップが採用されたといった話題を選ぶこともあります。あえて価値基準を固定化せず、担当者それぞれの感性を活かして記事を選択することで、多角的な情報が集まることにメリットを感じています。

スマートクリップplus導入後の効果

多忙でも情報を見落とさない

経営判断を支える強力な武器に

多忙でも情報を見落とさない

経営判断を支える強力な武器に

――役員からはどのような反応が寄せられていますか。

【竹中氏】 非常に好評ですね。記事をメール配信できるので、業務で忙しいときでも、移動中にタブレット端末でサッと目を通せるなどうまく活用していただいています。IR部門の部長は、投資家から「王子さんのこんな記事が出ていたね」と話題に出された際にも、普段から記事配信があったおかげで円滑な対話につなげられたそうです。また別の役員からは、中東有事で石油製品の供給不安が高まるなかでも、「プラスチック原料の不安から農業用の紙マルチ(地温コントロール・防草用シート)の需要が増加している」といったポジティブな市況記事に目を通したことで、自社の強みをPRする材料として活用できたと聞いています。

――総合製紙メーカーとして、紙からデジタルツールへ切り替える際、社内で抵抗感などはなかったのでしょうか。

【淺野氏】 「紙の会社だからすべて紙で運用しなければならない」というような固定観念は、広報部にも役員陣にも一切ありません。むしろ経営トップは「情報共有のスピードや利便性を考えれば、デジタルに利があるのは明らか。業務のプラスになる良いものは積極的に取り入れよう」というフラットな考え方でした。紙は情報伝達以外でも、さまざまな場所で広く使われていますしね。

王子ホールディングス株式会社 コーポレートガバナンス本部 広報部 松谷 日和 氏

王子ホールディングス株式会社
コーポレートガバナンス本部 広報部
松谷 日和 氏

もちろん紙の媒体ならではの良さもありますから、すべてをデジタルに置き換えるわけではありません。目的や場面に応じて紙とデジタルを使い分ければよく、クリッピングにおいてはデジタル化によるスピード感や利便性というメリットを享受すべきという判断で、すぐに導入が決まりました。
社会経済環境の変化が激しく、また新たな事業領域を改革していくさなかにあって、外部の情報をいち早くキャッチして経営判断に活かすためのスピード感はますます重要になっています。その点、日経スマートクリップplusという共通の情報基盤を通じて、経営陣に素早く情報を共有できていることは、日々の意思決定やコミュニケーションの確実なプラスになっているはずです。

――広報担当者としての業務にも影響はありましたか。

【松谷氏】 私は途中入社なのですが、弊社は製紙だけでなく、林業や物流、不動産、文化事業まで非常に事業範囲が広いため、入社間もないとグループ全体を把握するのが大変です。しかし、毎朝配信する記事をチェックしてピックアップする業務を通じて、自社や競合、業界の最新動向が自然と頭に入ってくるようになり、私たち自身にとっても有益な勉強の場になっています。この蓄積が、自社のオウンドメディアnoteの運用やメディア対応といった他の広報業務の質向上にも大きく寄与していると感じます。

今後の展望

スムーズな情報共有とガバナンス強化を両立

企業変革を後押しする情報基盤へ

スムーズな情報共有と

ガバナンス強化を両立

企業変革を後押しする情報基盤へ

――今後の展望や、導入を検討している他企業へのメッセージをお願いします。

【淺野氏】 日経スマートクリップplusは、情報収集・共有の効率化はもちろんですが、著作権を守りながら、安心して社内に情報共有を行える基盤として不可欠な存在になっています。PDFでの共有禁止などを呼びかけたとしても、社員一人ひとりの意識に任せた運用ではリスクをゼロにはできません。その点、日経スマートクリップplusであれば安心です。ガバナンスを強化しつつ、必要な情報を迅速に共有していくことで、企業の変革をサポートしていきます。

ご利用企業様
成功事例

王子ホールディングス
株式会社様

サービス導入前

紙の記事を役員へ直接届ける運用 共有スピードと著作権リスクが課題

担当者不在時に作業が止まり、役員への情報共有に時間がかかった
新聞記事の社内共有における著作権リスクへの対応が必要だった

サービス導入後

著作権を守りながら必要な情報を迅速に共有 経営判断を支える情報基盤に

紙の新聞で記事を探す時間が省け、毎朝滞りなく配信できる体制に
著作権をクリアし、法令遵守と迅速な情報共有を両立
経営陣に共通の情報共有基盤ができ、経営判断やコミュニケーションに貢献