高い情報感度を求められる製薬業界で
最新情報をタイムリーかつ効率的に共有。
最新情報をタイムリーかつ
効率的に共有。
一般財団法人阪大微生物病研究会(BIKEN財団)は、ワクチンを中心とした生物学的製剤の研究・開発と生産・供給を担うバイオ・スペシャリティ・ファーマ。設立以来、世界初となるものを含めて数多くのワクチンを世に送り出してきた。2017年にはワクチンのさらなる安定供給と生産基盤の強化をめざして生産部門を分社化。田辺三菱製薬株式会社との合弁会社として株式会社BIKENを設立した。一般財団法人と株式会社からなるユニークな事業体であるBIKENグループとして、新たな一歩を踏み出している。
導入 サービス |
日経スマートクリップ plus |
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会社名 | 一般財団法人阪大微生物病研究会 |
所在地 | 大阪府吹田市山田丘3番1号 |
設立 | 1934年6月6日 |
従業員数 | 940名(2023年4月1日現在) |
事業内容 | ワクチンを中心とする生物学的製剤の研究・開発と製造・供給、臨床検査 |
サイトURL | https://www.biken.or.jp |
導入のきっかけ
ワクチンのニーズを素早くキャッチするため
最新情報をタイムリーに共有したかった。
ワクチンのニーズを
素早くキャッチするため
最新情報をタイムリーに
共有したかった。
BIKEN財団では、感染症の流行状況や市場におけるワクチンのニーズをタイムリーにキャッチすることが業務上で求められる。しかも近年の医薬品業界は業界再編の動きが激化しており、同業他社の動きや政府の方針といった最新のニュースを漏らさずチェックする必要性が増している。
「情報共有のために、従来は他社のクリッピングサービスを利用していました。しかし、新聞記事などの報道資料は見出しのみの共有に留まり、気になる見出しを見つけたら、職員各自で検索をするか、部署単位で契約しているサイトなどで確認をしていたのです。これではタイムリーには読めませんし、ネットで公開されている範囲だけでは限界もあります。そこで、最新の記事情報をタイムリーに、かつ部門を跨いで共有したいというニーズが高まり、日経スマートクリップの導入に至ったのです。タイムリー性に加え、日経スマートクリップは、記事をPDF形式で読める点も魅力でした」(広報担当・福島氏)
情報共有の二度手間を解消し、市場の動向や激化する医薬品業界の情報をタイムリーに入手するために、見出しだけでなく記事全体を共有できる点で、日経スマートクリップに白羽の矢が立ったということだ。
広報室
垣内 俊孝氏、福島 千尋氏
活用方法
全国紙、重点地区のブロック紙と業界紙をキャッチ
「風疹」などの疾患名を中心にクリッピング。
全国紙、重点地区のブロック紙と
業界紙をキャッチ
「風疹」などの疾患名を中心に
クリッピング。
法人企画部 業務グループ
業務プロセス・デジタル化推進チーム長
塚本 篤史 様
全国紙、ブロック紙をはじめ、開発・生産拠点である香川県の一般紙、四国新聞の記事をチェック。さらに、競合先の本部がある地域の一般紙や夕刊紙、薬事日報や薬事ニュースといった医薬品系の専門紙の記事もクリッピングしている。
「キーワードの例としては自社名と競合他社名に加え、厚生労働省などの官庁名もありますが、最も多くを占めるのは疾患名です。弊会でワクチンを製造している「インフルエンザ」「風疹」「水痘」といった疾患名に加えて、他社で製造されているワクチンの疾患名などもキーワードに含めています」(福島氏)
毎朝、クリッピングされた記事を広報担当者が選別し、共有すべきだと判断した記事をメール配信している。配信先は20名の契約だ。
「営業などの対外的な業務を行う部署を中心に、役員や各部門のトップを配信先としています。社会的なインパクトを感じ取ってもらうために、同じテーマの記事でも、複数の新聞で掲載されているものはすべてを共有するようにしています」(広報担当・垣内氏)
導入の効果・反応
広報スタッフの記事選別作業を省力化
情報感度が高まりスキルアップにつながった。
情報感度が高まり
スキルアップにつながった。
日経スマートクリップの導入により、配信された記事を素早く共有することが可能になっただけでなく、広報室の記事選別作業が大幅に効率化された。
「日によって変化はありますが、広報室で記事の選別作業に要する時間は15分以下になりました。以前契約していた他社のサービスでは、媒体数が多くて膨大な記事がヒットし、不要な記事を選別する作業で相当な時間を要したのです。その点、日経スマートクリップでは、クリッピングの精度が優れており、取捨選択された記事のみが配信されるので効率的です。欲しい記事だけが厳選されて配信されるので、選別作業の省力化に繋がりました」(福島氏)
広報室の選別作業の効率化以上に効果を発揮したのは、情報を受け取る側の利便性だった。
「従来は見出しを検索しても有料で読めなかったり、広報室を通して記事の取得をする必要が生じたりして、ダイレクトに共有できませんでした。その点、現在では各自が自席のパソコンで毎朝最新の記事をすぐに閲覧することが可能になりました。弊会にとっては、受け取る側のメリットのほうがより大きいと感じています」(福島氏) 「やはり、朝一番に見出しだけでなく記事そのものが読めるという点こそが最大のメリット。様々な媒体の記事をまとめて確認できるので効率的です。また、配信する立場である広報のスタッフにとっても、最新の記事が読めることで情報感度がおのずと高まるので、各人の知識が高まり様々な業務に活かされていると実感できます」(垣内氏)
激化する医薬品業界にあって、バイオ・スペシャリティ・ファーマとして発展し続けるためには最新情報を素早くキャッチすることが必須。その点で、日経スマートクリップの導入は情報共有の利便性とスピードアップに貢献した。さらに広報スタッフの情報感度を高め、スキルアップにつながるというメリットを生み出している点も見逃せない。
ご利用企業様
成功事例
一般財団法人
阪大微生物研究会様
サービス導入前
他社クリッピングサービスで見出しのみ共有
ヒットする記事が膨大で選別に時間がかかる
見出しのみの共有で社員へダイレクトに共有できない
サービス導入後
取捨選択された記事を社員へダイレクトに共有
毎日の記事選別作業が省力化
広報スタッフのスキルアップに貢献