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セミナー・レポート

コストセンターからプロフィットセンターへ!
“攻める”広報組織の作り方

日本経済新聞社は2019年7月12日(金)、「コストセンターからプロフィットセンターへ!“攻める”広報組織の作り方」と題したセミナーを開催しました。

効果が見えにくく、コストセンターと捉えられがちな広報組織。本セミナーでは2名の講師をお招きし、広報部門がプロフィットセンターへ転換するために必要な情報戦略をテーマに、“攻める”広報組織の作り方について語っていただきました。
当日は広報部門のご担当者様を中心に128名の方にご来場いただきました。

第一部次世代広報リーダーのための情報活用戦略

講師:東京都市大学 都市生活学部 准教授 博士(経営学) 北見 幸一氏

第一部では「次世代広報リーダーのための情報活用戦略」と題し、東京都市大学都市生活学部准教授の北見幸一氏にご講演いただきました。北見氏は「企業広報力調査2018」(企業広報研究所調べ)の結果から、BtoB企業の広報活動について「情報収集力、戦略構築力、情報創造力に課題がある」と指摘。価値ある情報のポイントとして「将来の予見につながる」「企業の存在意義につながる」「ファクトベース」の3つを挙げ、社内に情報共有する重要性について語っていただきました。

「客観的なデータを元に、BtoB企業の広報活動の弱さを指摘していただき、納得できましたし、目指すべき方向性が分かったことが良かった」と来場者からのコメントもあり、社内からの意見ではなく、企業の広報力の重要性をデータをもとに客観的にご講演いただいたことで広報業務の在り方を再構築する必要性を参加者に投げかける結果となりました。

講演の中の、「記事露出でなく、広報が生み出すプロフィットを明確にする」「マスへの露出が最大の広報活動ではなくなってきている」という北見氏のコメントが印象的だったとのコメントもありました。

北見 幸一氏

東京都市大学

都市生活学部 准教授 博士(経営学)

北見 幸一氏

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第二部新聞記事著作権と社内での効率的な共有について

講師:株式会社日本経済新聞社 デジタル事業 情報サービスユニット 松吉 裕太

第二部は、広報業務の実務に寄り添った内容となりました。広報担当者が知っておくべき著作権の基本について解説したのち、クイズ形式で9つの事例を挙げながら誤りがちな著作権の注意点について解説しました。
「記事を切り抜いて掲示板に貼り出し(〇)」
「記事をコピーして会議で配布(×)」
「記事を加工してIR資料を作成(×)」など、シーン別に著作権の観点からの可否について理解を深めていただきました。あいまいな認識のまま、著作権をないがしろにしている可能性を指摘しつつ、安心して広報業務に取り組んでいただくために、第三部でご講演いただいた三菱重工業様も導入する記事共有サービス「日経スマートクリップ」をご紹介しました。

来場者からは「著作権についてあいまいな部分が多かったため参考になった」との意見もあり、「これまで特に気をつけていなかったが社内での記事利用について不安点が多い」と個別にお問い合わせいただいた企業もありました。

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第三部三菱重工 広報部が実践する情報共有

講師:三菱重工業株式会社 グループ戦略推進室 広報部 次長 兼 MRJプロジェクト グループ長 末松 博之氏

第三部は、先進事例として「三菱重工 広報部が実践する情報共有」と題した講演をお届けしました。三菱重工業 グループ戦略推進室広報部次長の末松博之氏にご登壇いただき、2015年から強化しているグローバル広報戦略を中心にご講演いただきました。
同社では、各種サイト構築の際に、英語版を制作してから日本語版に編集し直すなど、国外への発信を前提とした広報戦略を取っています。さらに2018年からは PESO視点 で顧客接点を拡大。優れたコンテンツから登録サイトへ誘導し、三菱重工グループに興味を持ったユーザーのデータベースを用いてマーケティングやセールスに寄与する取り組みを進めています。
同時に、自社に関連するニュースを「日経スマートクリップ」を使って自動収集。記事の論調を踏まえた広報戦略、国内のみならず、海外の報道にも基づく国別のトレンド分析に取り組んでいます。

「業務の効率化とリードタイム短縮を実現することがゴール。今後も、コーポレートマーケティングからプロダクトマーケティングにつなげる流れを形成していきます」と末松氏に語っていただきました。

自社で取り組まれている内容を詳しくご講演いただいたので、来場者からは「体系から実際の活動まで、実践の中からのお話が聞けて勉強になった」との声が挙がりました。海外向けの取り組みが多かったため、すぐに自社で実践することは難しいとの声もありましたが、今後の課題や展望として参考にされた来場者が多かったです。

※PESO:Paid(広告)、Earned(マスメディア露出)、Shared(消費者・生活者による口コミ)、Owned(自社メディア)の4つをメッセージを乗せる乗り物としてのメディアと定めたもの。

末松 博之氏

三菱重工業株式会社

グループ戦略推進室 広報部 次長 兼
MRJプロジェクト グループ長

末松 博之氏

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交流会の様子

セミナー終了後は、講師を交えて交流会を行いました。講演内容について、直接質問し、自社の課題などについて具体的な相談が行われていました。参加者同士での意見交換や名刺交換も多くみられ、各社の悩みや自身の広報経験についてお互いに情報交換をされている姿が多く見られました。

社内ではなかなか相談できないような内容でも、同じ課題感を持っている同士で情報交換を行うことで、講演で得た内容以上のものをお持ち帰りいただけました。

セミナー全体を通して

後日ご回答いただいたアンケートでは、外部講師の講演はどちらも満足度が70%を超え、全体としても「満足している」と感じていただけたセミナーになりました。
著作権についての実務的な講演と三菱重工業様の講演で、日経スマートクリップ(記事共有サービス)にご興味をお持ちいただき、30社ほどからトライアルのお申し込みをいただきました。

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